段差解消機の種類・設置方法・操作方法
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1.段差解消機とは?

階段やスロープによる昇降動作が、困難な場合やスロープなどの設置場所を確保することが難しい場合に 昇降機テーブル面に車椅子にのったまま、昇降することが出来る装置です。但し車椅子のまま室内に入ることになるので、衛生面の注意が必要で、例えばタイヤ等を清掃するスペースが必要となります。


2.段差解消機の種類

 設置場所からの区分としては、昇降機据置式と昇降機埋込式が有ります。据置式の場合は玄関あるいは掃き出し窓などにおいて、段差解消機機を床面に上置きして設置するもので、テーブルの片側に駆動部や制御部を収納しております。またテーブルが下がりきった場合の最低高さは約50mmほどありスロープによりテーブル面に乗降します。
 埋め込み式段差解消機は昇降機本体を床下に収納し、テーブルが下降したときに床とテーブル面がフラットになり目立たずに違和感無く設置が出来ます。またテーブル面に床と同じタイルを貼ることにより違和感無く仕上ることが出来ます。制御装置や駆動部はテーブル下面に収納したり別置にしたりします。
 スタンディングリフトは車椅子を使用する程ではないが、玄関等の大きな段差の昇降をする場合、膝の屈伸運動などが困難な場合に使用します。立位で使用するので、テーブル面も450〜600mm程度のコンパクトなものになります。
 テーブルスライド式段差解消機は3〜5段程度の階段が有る場合において階段を撤去して段差解消機を設置できない場合に使用します。これはテーブル面が所定の高さに上がった後テーブルが横方向にスライドして上階側の床面とフラットになり車椅子を移動することが出来ます。


3.駆動方法

 昇降機据置式の場合は両側にあるガイドレールに沿ってボールネジもしくは台形ネジをモーターにて回転させてテーブルを昇降します。埋め込み式の場合は油圧シリンダーまたはドライシリンダーによりテーブル下面のパンタグラフ構造の昇降機構をシリンダーの推力により昇降させます。スタンディングリフトの場合も上記の両方の駆動方法があります。


4.設置方法

 据置式の場合は設置位置を決めることにより簡単に設置できます。この場合でも乗り込み時にスロープを使用せずテーブルの段差をなくしたい場合には、段差解消機の最低高さ分を掘り込んで設置することも出来ます。
 埋め込み式の場合はピット工事の上そこに段差解消機本体を収納しますから事前に設置位置、乗降方向、テーブル面の仕上げ方法、電源、操作方法、油圧ユニット別置きの場合はその場所などの打ち合わせが必要となります。


5.操  作

 操作は押しボタンスイッチを押し続けて昇降し、設定された高さ(上限もしくは下限)になると、リミットスイッチにより自動的に停止します。途中で停止したい場合はスイッチの操作を止める事により停止できます。操作スイッチは昇降機のテーブル面にのみですが、別に呼び戻しスイッチを設けることも出来ます。運転に当たっては、テーブル面の真ん中に乗り、必ず車椅子のブレーキをかけておきます。


6.介護保険との関係

 据置式段差解消機の場合は介護保険による給付の対象になりますが、埋め込み式の場合は給付の対象にはなりません。


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